レオナルド君の事
今年の春に保護された推定3~4歳のグレーのナレナレのレオナルド(通称レオ)君。
すぐに里親様のご縁があったのですが、ぐったりとして緊急通院して頂き、猫ヘモプラズマと言う感染症にかかっていた事と猫白血病陽性が判明しました。
保護時に猫HIVと猫白血病のウイルス検査は初期治療の重要項目として実施しています。
獣医さんに確認したところ、とてもレアなケースだけれども、感染して潜伏期間に検査をすると陽性と判定が出来ない事がある、との事でした。
里親様のお宅には先住猫がいましたので、猫が猫ヘモプラズマに感染していないか?の検査やレオ君が使用した食器やケージの処分をされました。
とても思いやりのある素晴らしい里親様で「(みゅうみゅうは)悪くないですよ。保護猫を迎え入れるという事はいろいろな事があると思います。レオ君のケースはとてもレアだと理解しています。」と気遣って頂き感謝でした。
レオ君は預かりボランティアのKさん宅に戻り、治療を開始しました。
治療の過程でも里親さんはご家族にお医者様がおられるので、Kさんの相談にも親身に応じて下さりました。
Kさんの愛情と看取りで、10月には猫白血病が陰転するという奇跡も!
そこで2回目の里親募集をしたところ、レオ君の病気も理解された方からの応募がありお見合いがあり、トライアルもき決まりました!
が、レオ君はその日から2階にこもってしまい食事をしなくなったのです。
あまりに元気が無いので通院したら、発熱しており肺炎になりかけていました。
里親様は「良くなるまで待ちます」と言って下さりましたが、レオ君は大好きなKさん宅から離れたくないのだろう…と言う感じでした。
Kさんも「レオは我が家の猫にします!」とおっしゃって下さりました。
レオ君がみるみると元気を取り戻したのは言うまでもありませんでした♡
Tさんがみゅうみゅうからのプレゼントとしてクッキーをプレゼントさせて頂きました。
先住の柴犬の保護犬ライフお姉ちゃんが大好きなレオ君!(ライフちゃんは繁殖用の犬として過酷な状況で繁殖犬として過ごしていたそうです)
Kさん、とても喜んで下さりました