保護猫な日々

保護猫(主にミルクボランティア)との日々の日記です

うにちゃんの事~厳しい体調です

先週に捕獲・保護された子猫3きょうだいです。

「うに」と名付けられた子が保護時から他の子猫の半分しか体重が無くて、元気がありません。ミルクを飲ませるとグッタリとしてしまいます。

最初に預かって下さった理事長が緊急通院させて下さいましたが、この小ささでは手の施しようが無いと言われて皮下点滴を受けました。

翌日、nekomanmaが引き取り、強制的にミルクを飲ませて一匹だけ保温して過ごさせました。翌日、ちょっと排便もしたのですが、夕方にはグッタリとし、姿勢も取れない状態でした。

セカンドオピニオンで、手術等を受けた事のある大きな病院に通院し、初めて血液検査が出来ました(それまでは、全身の状態が悪くて採血が出来なかったのです)

その結果、血中のアンモニア数値が正常値23~78のところ、334と言う異常な数値でした。また、食道や胃腸にミルク等が消化出来ないで滞留しているとも。

木の実や石などを食べて、腸閉塞かも知れないとの事でエコー検査も受けましたが、それは無かったです。

更に食道のミルクが流れても空気が溜まっている状態だそうで、それも血中のアンモニア数値を上げる要因かも?との事でした。

血中にアンモニアが溜まらない様に、肝臓で分解されるのが健康な状態なのですが、先天的な疾患でそれが出来ない事も考えられるが、300gの子猫に使える麻酔チューブが無いので検査・手術が出来ないと言う状況です。・

とりあえずウニは10/28夕方から入院しています。

静脈の点滴・食後は立位をさせて重力で胃腸に流す・アンモニア数値を上げない様に浣腸をする等の手探りの治療が続けられています。

ただ、入院は1泊1万円と高額で検査や処置の費用もかかります。ずっと入院と言うのは現実的に不可能です。

出来うる治療をして頂き、10/2の夕方をめどに退院し、点滴に通い浣腸を行う等の家での治療を続ける事を話し合いました。

これまでも、救命出来なかった子猫は数匹いましたが、うにちゃんの様な難病の状態の子猫は初めてです。

あとは、うにちゃんの生命力を祈るのみです。

原因が分からずに後悔はしたく無いとの思いもあったので、高度な医療が出来る病院で今がありますが、nekopapaと「これはうにちゃんにとって最善だったのだろうか?」との思いもあって改めて、命を見守るミルクボランティアの責任の大きさを痛感しています。

 

しじみちゃん

 

ひじきちゃん

この2匹は元気も食欲もあり、まだ隔離期間中ですが2匹でコロコロと遊んでいます。